あらためて学ぶ不動産とは
あらためて学ぶ不動産とは
私たちの生活に不動産は密接な関わりを持っているので、再度何を指しているのか学ぶことは大切です。
不動産は土地及びその定着物と定義されます。
動かすことのできない物としてよく動産と対比されます。
土地は一定の範囲内の地面と、空中と地中を含めたもので、土地の大きさから考えて合理的な部分だけ空と地中も所有することができます。
帳簿上の区分によって数えられるので、土地の単位は筆が使われます。
土地の定着物とは建物などを指しています。
その土地に存在する建物は継続的に同じ場所にあるので定着物と判断できます。
自分の土地に建物を設置している場合、その人は2つの不動産を持つことになります。
土地と建物は別の物として扱われることで、売却や購入する時も土地と建物を必ずしもセットにしないで、建物だけまたは土地だけを取引することが可能です。
特別法においては立木も不動産に数えられますが、土地や建物とは違って立木登記簿に記録されます。
不動産という言葉の指し示すもの
不動産という言葉を聞くと、土地や建物をイメージすることが多いと考えられますが、そもそもどういった定義で使用されているのでしょうか。
世の中にはたくさんの物がありますが、物の定義として法律上は不動産と動産の二つに大きく分けられています。
土地と定着物を不動産とし、そのほかの物を動産とする民法上の規定があります。
動かないものが不動産ということになりますが、定着物とはどの程度の範囲に適用される言葉なのでしょうか。
土地から容易に動かすことができず、動かすと壊れる類いのものとされていて、建物の他に立木や財団などが該当します。
立木は登記が行われているかどうかによって、土地の一部とするか、個別で扱われるかが分かれます。
一般的な土地から財団まで、幅のある意味を示す言葉ということが分かりましたが、権利として保有するためには登記を行う必要がある点に注意しなければいけません。
登記以外にも、売買や仲介などには資格が必要となります。
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